12回、岡田がタイムリー=7日、ナゴヤドーム(山田喜貴撮影)
今年のプロ野球日本一を決める日本シリーズは7日、ナゴヤドームで第7戦を行い、ロッテが中日に8-7で逆転勝ち、対戦成績を4勝2敗1分けとし、5年ぶり4度目(前身の毎日を含む)のシリーズ制覇を果たした。リーグ3位からの日本一はセ、パ両リーグを通じて初めて。最高殊勲選手には今江敏晃内野手(ロッテ)が選ばれた。
シリーズ史上最長の5時間43分を戦った6日の第6戦は延長十五回の末、2-2で引き分け。ロッテは優勝に王手をかけてこの試合を迎えた。
序盤に4点差をつけられたが、打線が奮起し、七回に金泰均の中前適時打で7-6と勝ち越し。九回に小林宏が追いつかれたものの、7-7の延長十二回2死二塁から、岡田が右中間へタイムリー三塁打を放ち、決勝点を奪った。
中日は三回までに6-2とリードしたが、河原が五回に3失点。最後は浅尾が痛打され、3年ぶりの日本一を逃した。